ABOUT US
ミンガヤは、自分たちの手で建設することを通じて、自治的な社会の再構築を目指す、コレクティブチームです。
住宅建設や公共工事を共同体で協力して行う、アンデス地方の伝統的な文化である「ミンガ」
日本では結や普請と呼ばれるものに近い文化です。
私たちは、この「ミンガ」という協働の仕組みに可能性を感じ、
地域住民、土地所有者、来訪者など、その場に関わるあらゆる人々とミンガを行うことで、
他者と連帯し、生き延びるための技術と知恵を共有することができると考えています。
2021年に一般社団法人化し、ミンガの思想を導入した様々なスケールのプロジェクトの構想と実践を行っています。
CORE MEMBER
両川厚輝
Atsuki Ryokawa
1993 | 長野県生まれ |
2016.9 -2017.3 | AL BORDE ARQUITECTOS (エクアドル)にてインターン |
2018 | 東京大学工学部建築学科卒業 |
2018.10 -2019.2 | EAFIT大学urbam都市環境研究所 (コロンビア)にてインターン |
2020 | 東京大学新領域創成科学研究科 修士課程卒業,博士課程に進学 |
エクアドル滞在を機に、スラムに代表されるインフォーマルエリアにおける生活や住民自身による建築実践に関心を持ち、南米をフィールドとして研究を行っている。 日本では長野県小谷村・真木集落にある先祖代々の茅葺き民家「中和出」に住み、農作業や民家の改修などを行う傍ら、伝統的な普請や共同作業について調査・執筆を行っている。
川崎光克
Mitsuyoshi Kawasaki
1993 | 北海道生まれ |
2016 | 東北大学工学部建築社会環境工学科卒 |
2017.1-2017.7 | AL BORDE ARQUITECTOS(エクアドル)にてインターン |
2019 | 東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了(環境学) |
エクアドル滞在中に住民参加型の建築プロジェクトに関わった経験から、修士ではデザインビルド教育と地域支援をテーマに研究を行なった。2019年より、株式会社フォルクにてランドスケープデザインとコミュニティ形成のプロジェクトに携わる。 既存の社会システムに囚われない「自治」のあり方について研究と実践を行なっている。東京都大田区にある築105年の古民家に暮らしている。
小串マルセロ賢司
Kenji Marcelo Kogushi
1996 | 東京生まれ |
2014 | エクアドルへ語学留学 |
2016 | 教皇庁立エクアドルカトリック大学建築学科入学 |
2021 | 帰国後、中古物件リノベーションに携わる |
エクアドル滞在中には、歴史地区の住居リノベーションやコロナ禍における屋外利用を推進するまちづくり協議会のプロジェクトに携わる。 帰国後は大工技術を学びながら、建築のデザインと施工を請け負っている。群馬県渋川市の空き家を購入し、改修しながら暮らしている。