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一般社団法人ミンガヤ・コレクティブ
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NOTAS vol.01 AUTONOMIA
「エクアドルで見つけた自治」

"Autonomy found in Ecuador"

一般社団法人ミンガヤ・コレクティブのZINEができました。
ご購入を希望される方は、contactのお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
インスタグラム(@mingaya_collective)でのDMでも承っております。
価格は1部1000円になります。

〈自治なる暮らしをつくるための備忘録〉
この本は、私たちが互いの思考を確認し合うためにつくり始めた共有ノートのようなものです。かつて心に引っかかった言葉やイメージ、内から湧き出た文章を、つなぎ合わせたりそのまま載せたりしています。

自分が暮らしていたい世界を、自分一人で目指すのではなくて、まずはここに寄稿する仲間たちと、そしてこの本を手に取ってくれたあなたと、一緒になって実現していくためのコミュニケーションツール。

今号のテーマは、AUTONOMIA。日本語で、自治です。
世の中は便利になり、室内で電子的な画面と向かい合っているだけでいろんなことを知り、いろんなものが手に入るようになりました。それらは確かに役には立ちますが、私たちに生きる喜びを与えてはくれません。
物質的には豊かになったと言われているけれど、物が増えたせいでスペースが足りなくなって、まだ使えるものでも古いから捨てたりとか、週明けに路上に溢れかえるゴミの山を見ると、「豊かさってなんだっけ?」と問わずにはいられない。
近代社会における「豊かな生活」とは、個と個をなるべく切り離して、それぞれが負う責任の範囲を細かく分割して明確にすることで、個人が扱う事柄を減らし、それ以外は誰かの仕事にして経済活動に組み込むことによって成立しています。
自分の家や財布の中以外のことは、自分が住んでいる地域のことさえ、特に考えなくても生活することができるようになりました。

だけれど、便利さに胡坐をかいて、訓練することを怠っていたら、私たちはすぐに手の動かし方も脳の使い方も人との話し方をも忘れてしまう。出来合いのモノに支配された状態から、自分たちの生活環境を構築し直すことが、これからの時代の「豊かな生活」になっていくと私たちは考えています。

自治という言葉は、「自ら治す」と書きますが、「自ら」が指す範囲は、どこまでだろうか。
何を、どの範囲で、治して(治めて)いけば、理想の暮らしに辿り着けるのだろうか。

それぞれが南米大陸での生活で得た経験の中に、私たち日本人が手放してしまった「自治なる暮らし」のヒントがいくつも転がっていました。

私たちは、記憶を辿りながらそれらを拾い集め、雑誌にすることにしました。
今の自分たちが書いたことが、未来の自分たちの生活の道標となることを期待して。


NOTAS 編集部 川崎光克

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NOTAS vol.1 AUTONOMIA
-エクアドルで見つけた自治-

2023年8月23日 第一刷発行
発行・製本: 一般社団法人ミンガヤ・コレクティブ
テキスト・写真: 両川厚輝/川崎光克/小串マルセロ賢司
表紙絵: 川崎光克
挿絵: 両川厚輝
印刷: Hand Saw Press
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